僕がもしも10代もしくは20代からやりなおせるとしたら・・・
「音楽で食っていくために絶対にやっておきたいこと」
が3つある。
それをやっておけば音楽で食っていけるの?と問われたらNOかもしれない。
でも食っていける確率はグンと高くなることは間違いないので、これを読んでるアナタがもし音楽で飯を食ってく目標をもってるのなら、試してみる価値はあるだろう。
第①位 音楽学校(教室)に入ること

- 僕はセンスがあるから学ばなくても大丈夫。
- 学校で学んだら僕の個性が消えてしまうかもしれない。
- バンドで沢山練習してるからわざわざ金払って勉強する必要ない。
当時僕はこんなこと考えていたけど今なら分かる・・・
大間違いだったと。

学ばなくても良い曲作れたり、素晴らしい演奏ができるのは1億人に1人いるかいないかの”真の天才”ぐらいなもんでしょ・・(しかもそんな天才は世間がほっとくわけないから、すでにデビューしてるだろう)
学ぶということは、自分の知識や能力の引き出しを増やしてくれる。
今もってる自分の個性・センスに「+アルファ」で新しい武器が手に入るのだ。

学びを放棄するということは、成長を放棄するということ。
もしも音楽で食っていけるようになったとしても、学びをおろそかにしてはいけない。
第②位 新しい楽器・機材に挑戦すること

1つの楽器をまあまあ弾けるようになってくると、他の楽器にチャレンジするのが面倒くさくなる。
私はギターを弾いていたが、ドラムやベースなどもっと他の楽器もやっとけばよかったと後悔してる。
演奏中も他の楽器の音をとりやすくなるし、プレイの幅、そして作曲の幅も広がるだろう。
「DTMしかできないけど、いつかギターやりたいなー。」
「ドラムしかできないけどいつかDTMで作曲したいなー」
など考えてる人もいるだろうが、「生楽器できない人がDTMで作った曲」と、「生楽器できる人がDTMで作った曲」とでは音の深みやノリがまるで違う。
「やりたい!気になる!」
と思った瞬間にサクッと動かないとそのままズルズル後回しになってしまうので、
「思い立ったが吉日」

という言葉をつねに頭の片隅に置いて、すぐに行動にうつすクセをつけるのも大事。
「やって後悔する」➝なにかしらの経験値は積まれてる。
「やらないで後悔」➝経験値ゼロ。
行動あるのみ!
第③位 曲をたくさん作る事

当時バンドやっていたとき、僕とベースの2人がそれぞれ曲作りを担当していた。
僕は曲作りは好きだったが、
「アルバムの中でシングルカットされるような、めちゃくちゃ売れる曲以外作っても意味ない。」
と天才しか許されないような間違った考えをもっていたせいで、曲作りが進まなく、1曲完成するまで3ヶ月とか半年、長くて1年くらいかかってしまっていた。(しかも天才じゃないので全然たいした曲じゃない)
もし過去に戻ってやりなおせるならば・・・
・【1週間で1曲作る】など自分の中で期限をもうけて、時間までに必ず仕上げるクセをつくる。
・粗削りでも良いから曲を最後まで完成させて、ライブやYOUTUBEで披露してみんなの反応を見る。(独りよがりにならない)
この2つのルールのもとで曲作りをしたい。
最初はガムシャラにどんどん作った方が上達も早いし、曲数も積みあがるのでライブできるしアルバムも作れるし、良いことしかない。その沢山の曲の中に、キラリと光る名曲が生まれる確率も高くなる。
とにかく最後まで仕上げる。これが大切。
Aメロだけ完成したけど微妙だからやり直してまたイントロから作って・・・
とかやってたら一生曲なんてできないよバカ!!(過去の自分へ)
という訳で、これを読んだアナタが少しでも当てはまることがあるならば、すぐに行動あるのみ!
さもないと僕のように音楽の夢をあきらめることになるよ・・・?
アナタが少しでも前へ進めたら、僕が無駄にした20年も少しは意味のあるものになるかも…。
アンタのこと・・・めちゃくちゃ応援してるぜ!!!
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